HUMANBANDあおもりの立ちあげ

東日本大震災から1年経った2012年3月11日にある一つのイベントが行われました。イベントの企画が進み始めたのは1月末。代表の八戸学院短期大学教授の小渡章好によって7人のスタッフが集まりました。

イベントの内容は海岸で手をつなぎ、黙祷をするシンプルなものではあったのですが、開催までの時間の短さに不安に感じていました。ただそれぞれが使命を感じ慌ただしく進めていくしかありませんでした。

開催場所の決定、機材の入手、人員の確保、告知方法、スタッフは皆初めての経験だったため手探りで進めていくしかありませんでした。困難の連続でしたが、止めるという選択肢は誰の心にもありませんでした。

しかし進めていくうちに、種差海岸周辺の協力者やボランティアをしたいという人が集まり始め、スタッフも増えていきました。

HUMANBANDあおもり

そして当日、深夜の痛いほど凍える寒さの中でも、このイベントに集まったボランティアスタッフは総勢80名以上にものぼりました。

開催時間が迫ると暗い種差海岸に多くの車のヘッドライトが列をなしていました。

HUMANBANDあおもり
会場には多くの人の気配はするのですが、暗闇の中でその人数を把握するのは困難でした。スッタフも考える暇もなくそれぞれの役割をこなすのに精一杯でした。

やがて空が白み始めると、多くの人が種差海岸の芝生に集まってるのが確認できました。その数300名以上。

HUMANBANDあおもり

季節外れの雪と海からの強く冷たい風の中、参加者は手をつなぎ海に向かって黙祷しました。

それぞれの思いを胸に「ふるさと」を合唱し、写真撮影をして「HUMANBAND on 3.11」は閉会しました。

HUMANBANDあおもり

そしてイベントの終了後にスタッフの胸に去来したのは、震災の記憶を忘れないように、この「HUMANBAND on 3.11」を毎年開催し続けようという思いでした。

こうしてHUMANBANDあおもりが誕生したのです。

イベントの内容

第4回HUMANBAND on 3.11も開催が決定しました。

開 催 日 2015年3月11日(水)
集合場所 八戸市種差海岸芝生内
当日受付 種差芝生前テント
参 加 費 無料(募金した方には参加記念バッチがあります)
受付時間 13:00〜13:50
開  会 14:00〜14:46(移動含む)
式  辞 代表者あいさつ
合  唱 花は咲く(プリマヴェーラとメンネルコール)
講  話 「3.11大震災」と私
  新山 勝春(南香山 興雲寺)
  下苧坪 之典(株式会社 ひろの屋)
黙  祷 「3.11大震災」と私
合  唱 ふるさと(全員)
終了後〜 豚汁を振る舞います。(無くなり次第終了)

HUMANBANDあおもり

1,資金の用途

2,イベント案内用看板

3,事務用品

4,チラシ/ポスター

5,被災者、招待者交通費

6,イベント用PA機器

7,広告費

8,保険

9,イベント用食材

お願い

大震災のことを忘れないでほしい、被災者から悲鳴のような声が伝わってきます。

海の向こうから善意の支援を送ったくださったかたが、日本人が時間の経過とともにどのようにかわっていくのか見つめています。

私たちは被災された方、犠牲になった方を通して、生きていることのありがたさ、日々暮らしていくことのうれしさを、何よりも多くの人とキズナを持って生きていることを知ることができました。

毎日の生活から記憶が薄れつつある今日、大震災のことを胸に忘れることなく、生きていきたい。そんな思いで3月11日午後2時46分海に向かって手をつなぎます。

そしてなくなった方の鎮魂、願い、内外から寄せられた支援に感謝し、復興を近い黙祷します。世代を超えて継続するためのご支援をよろしくお願いします。

HUMANBANDあおもり

◆起案者 八戸学院短期大学教授 小渡章好

◆HUMANBANDあおもりホームページ http://a-humanband.com/